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これまでの人生の中で...

これまでの人生の中で、無駄な体験をしたことは一つもないと思っています。
たとえば、その時は、自分の意志と反した事をしなくてはいけない流れになったとしても、それは、それでいいのです。
後で、ああ〜あのときの事はこういう意味だったんだ〜〜とよくわかるからです。

私は歯科衛生士の専門学校に行っていたことがありました。
そこは大学の付属専門学校で、数人が大学病院に卒業後勤めることができるのです。
その頃のその大学病院はとっても待遇がよく、お給料もよく、お休みも多く、また交友関係も活発で、本当に魅力的でした。
卒業生のほとんどが大学に残りたいと思っているほど..の憧れの就職先だったのです。

私は、専門学校でのお勉強が肌にあっていたのか、とにかく勉強が楽しくて、それなりに成績もよかったのでした。また年齢がみんなより上だった事もあって、学級委員をしたり、と内申書もよかったので、大学病院に残りたいという希望を持って、毎日頑張っていました。
でも、絶対に大丈夫、という太鼓判もあったにも関わらず、その年は、一人も大学病院への採用がありませんでした。
ショッックでショックで...もう大方の人が就職が決まっていましたので、あまり就職口は残っていなかったのですが、わずか残った就職口の中から、泣く泣くお勤め先をさがしたのでした。

そこは、先生も優しく、先輩衛生士さんもとても親切で、優しくて、技工士さんも面白い人で、居心地はとても良かったです。
先生は、私を我がままな妹、の様に扱ってくださり、あまり厳しい事も言われずに、1年過ごして、私は結婚のために退職しました。
ずっと大学病院に残りたかった〜〜という想いを引きずっていたのですが、主人が開業して、二人で仕事をはじめて、ああ、あのとき、大学病院に残らずに、開業医さんに就職した事は、心はなかなか受け入れられなかったけれど、あれで本当によかったんだ。。。私の魂の望みだったんだ〜〜ととてもよく理解できたのです。
大学病院と開業医さんは、システムが全く違います。消毒一つとっても全く違い、またこまごまとした経営の事、お薬のこと、カルテの整理などなど、全くノータッチなのです。でも開業医の妻は、一緒にお仕事をするのであれば、それも全て知っていなくてはいけなったのです。もしも、あのとき、大学病院に就職していたら.....こんな事知らなかっただろうな〜あんな事も知らなかっただろうな〜〜と思う事だらけで、私は、診療所をはじめて、本当に心から、結婚前の1年間に感謝ができたのでした。
そうか〜意味があってああいう形になったんだ。。。って。
あれが最善の道だったんだ。。本当に就職してよかった。。
そして、数年後には、さらに、@@先生、本当にありがとう。。と、先生にもスタッフの方達にも、感謝の想いが持てるようになりました。
沢山の知識を手にし、意味のある体験をさせていただけたのです...、私は、仕事もあまり上手ではありませんでしたが、ただそこにいて、体験させていただけただけで本当によかったんだ。。と思いました。

私がこれまでの人生を振り返ると、どんなに大変な事だと思った出来事でも、無駄なことは何一つないのです。いつも大事な経験をさせていただき、それが今日に生きています。。
子供の夜泣きも、主人の病気も....ぜ〜んぶ☆です。

今、大変な渦中にいる方も、この大変さが、先々に「ああ、あの事があって、本当によかった。。」という思いに変わる日が必ずくることを信じて。。
共に、毎日に精一杯の感謝をして、生きていきましょうね♪
by aroma_ange | 2007-05-30 16:16 | 癒しの旅

アロマセラピー&クリスタルヒーリングのサロンです。日々の事を綴ります。


by aroma_ange
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