悪人
2010年 10月 08日
今日は、「悪人」を見に行きました。
樹木希林さん☆ほんとに上手だなあ・・・『東京タワー』のときに引き続き・・感動です。
(ここから先は映画の内容ですので、ご覧になる予定の方は読まないでくださいね〜)
人は人をどうして殺すのか?
どこか忘れましたが、学校の授業でも「どうして殺してはいけないのか?』という内容を取り上げた授業があったと前に聞いた事があります。その気持ちは、自然に身に付くものだと言われていますが・・・
その「どうして?」をとても簡潔にこの映画の中で言葉にしてくれています。
『大切な人がいないから・・』
被害者のお父さん役の柄本明さんが言うセリフです(本当はもっと長かったけど・・)
むか〜し・・・アロマの先生が、子供を愛せない・・という悩みを持つ人に「じゃあ、お子さんが目の前からいなくなった時のことを想像してみて」とアドバイスしたことを思いだしました。
本当にこの人が大切〜〜〜と思える人がいると、「どうして?」の答えが見えてくるよね・・・と、今日、リリコと夕食を食べながら、そんな話しをしました。
大切な人を大切だと認識する事は・・難なくできてしまう人もいますが、そうじゃない人にとっては、すご〜く勇気もいる事だと思っています。
大切な人を失った傷が深いと、そういう風に思う気持ちを思いだすまで時間がかかるのでしょうね〜。
大切な人を、『大切な人』だったと思いだす事・・大事なことだと思います。
印象に残った1シーンでした。
もう1つ印象に残ったシーンは・・
樹木希林さん扮する主人公のおばあちゃんが、マスコミに追いかけられて,何も言えず逃げるように乗ったバスの運転手さんが降りる時にかけた言葉・・
「おばあちゃん、あんたは何もしてないんだから、胸を張ってたらいいんだよ」
その足でおばあちゃんは、自分がだまされ、脅されて買わされた『悪徳商法』の漢方薬の会社に「お金を返してくれ』と訴えにいきます。
そして、その日に、孫の妻夫木くんが、殺人の容疑で指名手配されます。
家の前で待っていた報道陣に対しておどおどとした態度しか取れなかったおばあちゃんが、深々と頭を下げる所は泣けました・・
そして・・
被害者のお父さん(柄本明さん)が、殺された娘さんを最初に車に乗せた大学生の所に復讐をしにいって(凶器を持って)・・その人の様子を見て・・復讐をやめて「お前はそういう風に生きていけばいい・・」と捨て台詞を残して、凶器も捨てて去っていくシーン・・
そういえば、『ゲゲゲの女房』に出ていた、アシスタントの「すがちゃん」
柄本明さんの息子さんなんですよね。
それも今週びっくりした事でした。
深津絵里さんは、透明感のある方ですねえ。
ほとんど素顔みたいに見えますが、本当にキレイ・・・雰囲気があって・・・本当にキレイでした。
最後にタクシーの中で「そうですね・・あの人は悪人ですね・・。」と呟くシーンも・・とてもよかったです。
人を大切に思うこと・・愛すること・・・
改めて感じた、いい映画でした。
樹木希林さん☆ほんとに上手だなあ・・・『東京タワー』のときに引き続き・・感動です。
(ここから先は映画の内容ですので、ご覧になる予定の方は読まないでくださいね〜)
人は人をどうして殺すのか?
どこか忘れましたが、学校の授業でも「どうして殺してはいけないのか?』という内容を取り上げた授業があったと前に聞いた事があります。その気持ちは、自然に身に付くものだと言われていますが・・・
その「どうして?」をとても簡潔にこの映画の中で言葉にしてくれています。
『大切な人がいないから・・』
被害者のお父さん役の柄本明さんが言うセリフです(本当はもっと長かったけど・・)
むか〜し・・・アロマの先生が、子供を愛せない・・という悩みを持つ人に「じゃあ、お子さんが目の前からいなくなった時のことを想像してみて」とアドバイスしたことを思いだしました。
本当にこの人が大切〜〜〜と思える人がいると、「どうして?」の答えが見えてくるよね・・・と、今日、リリコと夕食を食べながら、そんな話しをしました。
大切な人を大切だと認識する事は・・難なくできてしまう人もいますが、そうじゃない人にとっては、すご〜く勇気もいる事だと思っています。
大切な人を失った傷が深いと、そういう風に思う気持ちを思いだすまで時間がかかるのでしょうね〜。
大切な人を、『大切な人』だったと思いだす事・・大事なことだと思います。
印象に残った1シーンでした。
もう1つ印象に残ったシーンは・・
樹木希林さん扮する主人公のおばあちゃんが、マスコミに追いかけられて,何も言えず逃げるように乗ったバスの運転手さんが降りる時にかけた言葉・・
「おばあちゃん、あんたは何もしてないんだから、胸を張ってたらいいんだよ」
その足でおばあちゃんは、自分がだまされ、脅されて買わされた『悪徳商法』の漢方薬の会社に「お金を返してくれ』と訴えにいきます。
そして、その日に、孫の妻夫木くんが、殺人の容疑で指名手配されます。
家の前で待っていた報道陣に対しておどおどとした態度しか取れなかったおばあちゃんが、深々と頭を下げる所は泣けました・・
そして・・
被害者のお父さん(柄本明さん)が、殺された娘さんを最初に車に乗せた大学生の所に復讐をしにいって(凶器を持って)・・その人の様子を見て・・復讐をやめて「お前はそういう風に生きていけばいい・・」と捨て台詞を残して、凶器も捨てて去っていくシーン・・
そういえば、『ゲゲゲの女房』に出ていた、アシスタントの「すがちゃん」
柄本明さんの息子さんなんですよね。
それも今週びっくりした事でした。
深津絵里さんは、透明感のある方ですねえ。
ほとんど素顔みたいに見えますが、本当にキレイ・・・雰囲気があって・・・本当にキレイでした。
最後にタクシーの中で「そうですね・・あの人は悪人ですね・・。」と呟くシーンも・・とてもよかったです。
人を大切に思うこと・・愛すること・・・
改めて感じた、いい映画でした。
by aroma_ange
| 2010-10-08 00:47
| あそび